窪田 空穂

秋の第一日

新字旧仮名 約3,057字・読了目安6分

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土用は過ぎたが、盛夏の力は少しも衰へずに居る。直射する日光、白くかがやく雲の峯、上から圧しるやうに迫つて来る暑気、地の上のすべての物は、反抗する力も、脱れて行く法もなく、恣に振舞ふ威力の前に、ただ頸垂れて、悸いて居るだけである。日中は軽やか…

作品情報

分類NDC 914
公開日2019-06-08
最終更新2019-05-28
底本 「日本の名随筆19 秋」作品社
入力大久保ゆう
校正noriko saito

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