尾崎 士郎

滝について

新字新仮名 約771字・読了目安2分

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瀧は没落の象徴である。その没落がいかに荘厳であるかということについて説こう。 私は一日天城の峻嶺を越え、帰途、山麓の雑木林の中の細径に、しめやかな落葉のにおいを踏んで浄簾の瀧の前に立った。 冷々とした水煙を頬に感じながら、私は夕暮るる大気の…

作品情報

初出「文藝公論」1927(昭和2)年9月
分類NDC 913
公開日2019-02-05
最終更新2019-02-10
底本 「尾崎士郎短篇集」岩波文庫、岩波書店
入力入江幹夫
校正フクポー

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