尾崎 士郎

秋風と母

新字新仮名 約5,574字・読了目安11分

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昼少し過ぎてから母の容体が急に変ってきた。妻が呼びに来たので私が慌てて下の家へおりていったときには母は敷きっぱなしになっている小さい蒲団の上に身体をえびのように曲げてしゃがみ、絶えずいきむようなうめき声を立てながら苦痛に抵抗するために下腹部…

作品情報

初出「新小説」1926(大正15)年9月
分類NDC 913
公開日2019-02-19
最終更新2019-01-30
底本 「尾崎士郎短篇集」岩波文庫、岩波書店
入力入江幹夫
校正フクポー

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