小泉 八雲 、田部 隆次 (翻訳者)

忠五郎のはなし

新字新仮名 約3,596字・読了目安7分

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昔、江戸小石川に鈴木と云う旗本があって、屋敷は江戸川の岸、中の橋に近い所にあった。この鈴木の家来に忠五郎と云う足軽がいた。容貌の立派な、大層愛想のいい、怜悧な若者で、同僚の受けも甚だよかった。 忠五郎は鈴木に仕えてから数年になるが、何等非難…

作品情報

分類NDC 933
公開日2020-06-27
最終更新2020-05-27
底本 「小泉八雲全集第八卷 家庭版」第一書房
入力館野浩美
校正大久保ゆう

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