山川 方夫

朝のヨット

新字新仮名 約1,902字・読了目安4分

この作品を読む Amazonで探す

曙の色がほのかに東の空を染めて、間もなくその日の最初の太陽の光が、はるかな海面を錫箔のように輝かせた。洋上はまだ薄暗く、空と海の境もはっきりしなかったが、とにかく、海には朝が来ていた。 鴎が一羽、そのヨットの上空で、ゆるやかに翼を上下してい…

作品情報

初出「美術手帖」1963(昭和38)年7月号
分類NDC 913
公開日2020-02-20
最終更新2020-01-24
底本 「夏の葬列」集英社文庫、集英社
入力かな とよみ
校正noriko saito

山川 方夫の他の作品

山川 方夫の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。