文壇昔ばなし
新字新仮名 約10,646字・読了目安21分
○ 昔、徳田秋声老人が私にいったことがあった、「紅葉山人が生きていたら、君はさぞ紅葉さんに可愛がられたことだろうな」と。紅葉山人の亡くなったのは明治三十六年で、私の数え年十八歳の時であるが、私が物を書き始めたのはそれから約七年後、明治四十三…
作品情報
| 初出 | 「コウロン」1959(昭和34)年11月 |
|---|---|
| 公開日 | 2022-07-24 |
| 最終更新 | 2022-06-26 |
| 底本 | 「谷崎潤一郎随筆集」岩波文庫、岩波書店 |
| 入力 | きりんの手紙 |
| 校正 | hitsuji |
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