永井 荷風 、永井 壮吉

冬日の窓

新字旧仮名 約7,556字・読了目安15分

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○ 窓の外は鄰の家の畠である。 畠の彼方に、その全景が一目に眺められるやうな適当の距離に山が聳えてゐる。 山の一方が低くなつて樹木の梢と人家の屋根とに其麓をかくしてゐるあたりから、湖水のやうな海が家よりも高く水平線を横たへてゐる。 これが熱…

作品情報

初出「新生 第二巻第二号」1946(昭和21)年2月1日
分類NDC 914
公開日2020-12-03
最終更新2020-11-27
底本 「荷風全集 第十九巻」岩波書店
入力きりんの手紙
校正砂場清隆

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