水野 仙子

四十余日

旧字旧仮名 約13,374字・読了目安27分

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一 炬燵にうつ伏したまゝになつてゐて、ふと氣がついてみると、高窓が青白いほど日がのぼつてゐた。びつくりして飛び起きてお芳はそこらを見廻した。子供の聲やら荷馬車の轍の音やら、表どほりはもうがやがやしてをるらしいのに、店の者もまだ前後不覺に寢入…

作品情報

分類NDC 913
公開日1999-06-16
最終更新2014-09-17
底本 「明治文學全集 82 明治女流文學集(二)」筑摩書房
入力小林徹
校正田尻幹二

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