萩原 恭次郎

離れてゆく秋

新字旧仮名 約193字・読了目安1分

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鴎はシグナルのやうに飛び交ふ! 海底に私は濡れた火薬として沈む! 赤いマストは折れてドテツ腹を突き通してゐる! 君の心臓には黒い無為の切手が刷つてある! 錨の上らない程の海の憂愁は 幾匹もの魚を胸に泳がせる! 寒流である――――――――● …

作品情報

公開日2024-11-22
最終更新2024-11-20
底本 「日本の詩歌 26 近代詩集」中央公論社
入力hitsuji
校正染川隆俊

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