中野 鈴子

別れ

新字新仮名 約211字・読了目安1分

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広い堂楼の境内 焚火が燃え 村じゅうの人々が集まっている 「しっかり頼むぞの……」 「非常時じゃでのう……」 男衆等みな声を上げてはげます 一人の入営兵士をまん中に 酒徳利をかたむけ 祝いの 別れの 冷酒 女、子供、 かたまってふるえつつ …

作品情報

初出「文学案内 第三巻第三号」1937(昭和12)年3月1日
公開日2025-01-24
最終更新2025-01-21
底本 「中野鈴子全詩集」フェニックス出版
入力津村田悟

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