森 鴎外

山椒大夫

新字新仮名 約24,394字・読了目安49分

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越後の春日を経て今津へ出る道を、珍らしい旅人の一群れが歩いている。母は三十歳を踰えたばかりの女で、二人の子供を連れている。姉は十四、弟は十二である。それに四十ぐらいの女中が一人ついて、くたびれた同胞二人を、「もうじきにお宿にお着きなさいます…

作品情報

初出「中央公論」1915(大正4)年1月
分類NDC 913
公開日1998-07-21
最終更新2014-09-17
底本 「日本の文学 3 森鴎外(二)」中央公論社
入力真先芳秋
校正野口英司

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