佐左木 俊郎

荒雄川のほとり

新字新仮名 約888字・読了目安2分

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私の郷里は(宮城県玉造郡一栗村上野目天王寺)――奥羽山脈と北上山脈との余波に追い狭められた谷間の村落である。谷間の幅は僅かに二十町ばかり。悉く水田地帯で、陸羽国境の山巒地方から山襞を辿って流れ出して来た荒雄川が、南方の丘陵に沿うて耕地を潤し…

作品情報

初出「新文藝日記 昭和六年版」1930(昭和5)年
分類NDC 914
公開日1999-09-24
最終更新2014-09-17
底本 「佐左木俊郎選集」英宝社
入力大野晋
校正鈴木伸吾

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