夏目 漱石

文鳥

新字新仮名 約12,527字・読了目安25分

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十月早稲田に移る。伽藍のような書斎にただ一人、片づけた顔を頬杖で支えていると、三重吉が来て、鳥を御飼いなさいと云う。飼ってもいいと答えた。しかし念のためだから、何を飼うのかねと聞いたら、文鳥ですと云う返事であった。 文鳥は三重吉の小説に出て…

作品情報

初出「大阪朝日」1908(明治41)年6月
分類NDC 913
公開日1999-05-12
最終更新2014-09-17
底本 「夏目漱石全集10」ちくま文庫、筑摩書房
入力柴田卓治
校正大野晋

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