ケーベル先生の告別
新字新仮名 約1,633字・読了目安3分
ケーベル先生は今日(八月十二日)日本を去るはずになっている。しかし先生はもう二、三日まえから東京にはいないだろう。先生は虚儀虚礼をきらう念の強い人である。二十年前大学の招聘に応じてドイツを立つ時にも、先生の気性を知っている友人は一人も停車場…
作品情報
| 分類 | NDC 914 |
|---|---|
| 公開日 | 1999-09-09 |
| 最終更新 | 2014-09-17 |
| 底本 | 「硝子戸の中」角川文庫、角川書店 |
| 入力 | 柴田卓治 |
| 校正 | しず |
夏目 漱石の他の作品
底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。