夏目 漱石

門

新字新仮名 約162,753字・読了目安326分

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一 宗助は先刻から縁側へ坐蒲団を持ち出して、日当りの好さそうな所へ気楽に胡坐をかいて見たが、やがて手に持っている雑誌を放り出すと共に、ごろりと横になった。秋日和と名のつくほどの上天気なので、往来を行く人の下駄の響が、静かな町だけに、朗らかに…

作品情報

初出「朝日新聞」1910(明治43)年3月1日~6月12日
分類NDC 913
公開日1999-04-22
最終更新2015-03-07
底本 「夏目漱石全集6」ちくま文庫、筑摩書房
入力柴田卓治
校正高橋知仁

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