宮本 百合子

悲しめる心

新字新仮名 約16,041字・読了目安32分

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我が妹の 亡き御霊の 御前に 只一人の妹に先立たれた姉の心はその両親にも勝るほど悲しいものである。 手を引いてやるものもない路を幼い身ではてしなく長い旅路についた妹の身を思えば涙は自ずと頬を下るのである。 今私の手元に残るものとては白木の御…

作品情報

初出「宮本百合子全集 第二十九巻」新日本出版社、1981(昭和56)年12月25日
分類NDC 913
公開日2008-10-24
最終更新2014-09-21
底本 「宮本百合子全集 第二十九巻」新日本出版社
入力柴田卓治
校正土屋隆

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