島崎 藤村

路傍の雑草

新字旧仮名 約1,495字・読了目安3分

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学校の往還に――すべての物が白雪に掩はれて居る中で――日の映つた石垣の間などに春待顔な雑草を見つけることは、私の楽しみに成つて来た。長い間の冬籠りだ。せめて路傍の草に親しむ。 南向きもしくは西向きの桑畠の間を通ると、あの葉の緑だけ紫色な「か…

作品情報

分類NDC 914
公開日2000-06-24
最終更新2014-09-17
底本 「日本の名随筆94  草」作品社
入力増元弘信
校正浦田伴俊

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