武田 麟太郎

現代詩

新字旧仮名 約12,025字・読了目安24分

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とにかく自分はひどく疲れてゐる。朝から数度にわたつて解熱剤を服んで見るが、熱は少しも下らない。もつとも、この熱さましの頓服と云ふのは、銭惜しみする妻が近くの薬局で調合させた得態の知れぬ安物なので、効き目なぞ怪しいのだらう。よけい頭ががんがん…

作品情報

分類NDC 913
公開日1999-10-19
最終更新2014-09-17
底本 「現代文学大系 44 武田麟太郎・島木健作・織田作之助集」筑摩書房
入力山根鋭二
校正伊藤時也

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