岡本 綺堂

半七捕物帳

47 金の蝋燭

新字新仮名 約21,881字・読了目安44分

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一 秋の夜の長い頃であった。わたしが例のごとく半七老人をたずねて、面白い昔話を聴かされていると、六畳の座敷の電灯がふっと消えた。 「あ、停電か」 老人は老婢を呼んで、すぐに蝋燭を持って来させた。 「行灯やランプと違って、電灯は便利に相違ない…

作品情報

分類NDC 913
公開日1999-12-13
最終更新2014-09-17
底本 「時代推理小説 半七捕物帳(四)」光文社時代小説文庫、光文社
入力tatsuki
校正しず

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