芥川 竜之介

水の三日

新字新仮名 約5,360字・読了目安11分

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講堂で、罹災民慰問会の開かれる日の午後。一年の丙組(当日はここを、僕ら――卒業生と在校生との事務所にした)の教室をはいると、もう上原君と岩佐君とが、部屋のまん中へ机をすえて、何かせっせと書いていた。うつむいた上原君の顔が、窓からさす日の光で…

作品情報

初出「学友会雑誌」1910(明治43)年11月
分類NDC 914
公開日1999-01-11
最終更新2014-09-17
底本 「羅生門・鼻・芋粥」角川文庫、角川書店
入力j.utiyama
校正かとうかおり

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