半七捕物帳
57 幽霊の観世物
新字新仮名 約19,197字・読了目安38分
一 七月七日、梅雨あがりの暑い宵であったと記憶している。そのころ私は銀座の新聞社に勤めていたので、社から帰る途中、銀座の地蔵の縁日をひやかして歩いた。電車のまだ開通しない時代であるから、尾張町の横町から三十間堀の河岸へかけて、いろいろの露店…
作品情報
| 分類 | NDC 913 |
|---|---|
| 公開日 | 1999-05-06 |
| 最終更新 | 2014-09-17 |
| 底本 | 「時代推理小説 半七捕物帳(五)」光文社時代小説文庫、光文社 |
| 入力 | tatsuki |
| 校正 | 小林繁雄 |
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