岡本 綺堂

影を踏まれた女

近代異妖編

新字旧仮名 約12,913字・読了目安26分

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一 Y君は語る。 先刻も十三夜のお話が出たが、わたしも十三夜に縁のある不思議な話を知つてゐる。それは影を踏まれたといふことである。 影を踏むといふ子供遊びは今は流行らない。今どきの子供はそんな詰らない遊びをしないのである。月のよい夜ならばい…

作品情報

初出「講談倶楽部」1925(大正14年)9月号
分類NDC 913
公開日2000-12-30
最終更新2016-09-26
底本 「日本幻想文学集成23 岡本綺堂 猿の眼 種村季弘編」国書刊行会
入力林田清明
校正ちはる

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