有島 武郎

碁石を呑んだ八っちゃん

新字新仮名 約6,700字・読了目安13分

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八っちゃんが黒い石も白い石もみんなひとりで両手でとって、股の下に入れてしまおうとするから、僕は怒ってやったんだ。 「八っちゃんそれは僕んだよ」 といっても、八っちゃんは眼ばかりくりくりさせて、僕の石までひったくりつづけるから、僕は構わずに取…

作品情報

分類NDC K913
公開日2000-10-18
最終更新2014-09-17
底本 「一房の葡萄 他四篇」岩波文庫、岩波書店
入力鈴木厚司
校正地田尚

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