有島 武郎

詩への逸脱

旧字旧仮名 約823字・読了目安2分

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私は嘗て詩を音樂に次ぐ最高位の藝術表現と云つたことがあつた。 凡ての藝術は表現だ。表現の焦點は象徴に於て極まる。象徴とは表現の發火點だ。表現が人間の覺官に依據して訴へ、理智に即迫して訴へようとするもどかしさを忍び得なくなつた時、已むを得ず赴…

作品情報

初出「有島武郎個人雜誌 泉 第二卷第四號」叢文閣、1923(大正12)年4月1日
分類NDC 914
公開日2021-03-04
最終更新2021-02-26
底本 「有島武郎全集第九卷」筑摩書房
入力きりんの手紙
校正木村杏実

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