岡本 綺堂

半七捕物帳

40 異人の首

新字新仮名 約16,448字・読了目安33分

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一 文久元年三月十七日の夕六ツ頃であった。半七が用達から帰って来て、女房のお仙と差し向いで夕飯をくっていると、妹のお粂がたずねて来た。お粂は文字房という常磐津の師匠で、母と共に外神田の明神下に暮らしていることはすでに紹介した。 「いい陽気に…

作品情報

分類NDC 913
公開日2000-09-05
最終更新2014-09-17
底本 「時代推理小説 半七捕物帳(三)」光文社時代小説文庫、光文社
入力網迫
校正藤田禎宏

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