岡本 綺堂

半七捕物帳

33 旅絵師

新字新仮名 約18,004字・読了目安36分

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一 「江戸時代の隠密というのはどういう役なんですね」と、ある時わたしは半七老人に訊いた。 「芝居や講釈でも御存知の通り、一種の国事探偵というようなものです」と、老人は答えた。「徳川幕府で諸大名の領分へ隠密を入れるというのは、むかしから誰も知…

作品情報

分類NDC 913
公開日2000-09-23
最終更新2014-09-17
底本 「時代推理小説 半七捕物帳(三)」光文社時代小説文庫、光文社
入力網迫
校正柳沢成雄

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