岡本 綺堂

百物語

新字新仮名 約3,649字・読了目安7分

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今から八十年ほどの昔――と言いかけて、O君は自分でも笑い出した。いや、もっと遠い昔になるのかも知れない。なんでも弘化元年とか二年とかの九月、上州の或る大名の城内に起った出来事である。 秋の夜に若侍どもが夜詰めをしていた。きのうからの雨のふり…

作品情報

分類NDC 913
公開日2005-08-18
最終更新2014-09-18
底本 「異妖の怪談集 岡本綺堂伝奇小説集 其ノ二」原書房
入力網迫、土屋隆
校正小林繁雄、門田裕志

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