半七捕物帳
68 二人女房
新字新仮名 約24,496字・読了目安49分
一 四月なかばの土曜日の宵である。 「どうです。あしたのお天気は……」と、半七老人は訊いた。 「ちっと曇っているようです」と、わたしは答えた。 「花どきはどうも困ります」と、老人は眉をよせた。「それでもあなた方はお花見にお出かけでしょう」 …
作品情報
| 分類 | NDC 913 |
|---|---|
| 公開日 | 2001-02-13 |
| 最終更新 | 2014-09-17 |
| 底本 | 「時代推理小説 半七捕物帳(六)」光文社時代小説文庫、光文社 |
| 入力 | A.Morimine |
| 校正 | 松永正敏 |
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