一日一筆
新字新仮名 約3,764字・読了目安8分
一 五分間 用があって兜町の紅葉屋へ行く。株式仲買店である。午前十時頃、店は掻き廻されるような騒ぎで、そこらに群がる男女の店員は一分間も静坐してはいられない。電話は間断なしにチリンチリンいうと、女は眼を嶮しくして耳を傾ける。電報が投げ込まれ…
作品情報
| 初出 | 「木太刀」1911(明治44)年12月、1912(明治45)年1月号 |
|---|---|
| 分類 | NDC 914 |
| 公開日 | 2008-12-26 |
| 最終更新 | 2014-09-21 |
| 底本 | 「岡本綺堂随筆集」岩波文庫、岩波書店 |
| 入力 | 川山隆 |
| 校正 | noriko saito |
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