甲賀 三郎

琥珀のパイプ

新字新仮名 約18,981字・読了目安38分

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私は今でもあの夜の光景を思い出すとゾットする。それは東京に大地震があって間もない頃であった。 その日の午後十時過ぎになると、果して空模様が怪しくなって来て、颱風の音と共にポツリポツリと大粒の雨が落ちて来た。其の朝私は新聞に「今夜半颱風帝都に…

作品情報

初出「新青年」1924(大正13)年6月
分類NDC 913
公開日2005-11-20
最終更新2014-09-18
底本 「日本探偵小説全集1 黒岩涙香 小酒井不木 甲賀三郎集」創元推理文庫、東京創元社
入力網迫、土屋隆
校正小林繁雄

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