甲賀 三郎

五階の窓

04 合作の四

新字新仮名 約12,838字・読了目安26分

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15 西村電機商会主西村陽吉が変死を遂げてから二日目の朝、暁方からどんよりと曇っていた空は十時ごろになると粉雪をちらちら降らしはじめた。 朝の跡片づけの手伝いをすませた瀬川艶子は、自分の部屋に定められた玄関脇の三畳に引っ込むと、机の前に崩れ…

作品情報

初出「新青年」博文館、1926(大正15)年8月
分類NDC 913
公開日2019-05-19
最終更新2019-04-26
底本 「五階の窓」春陽文庫、春陽堂書店
入力雪森
校正富田晶子

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