芥川 竜之介

葬儀記

新字新仮名 約4,359字・読了目安9分

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離れで電話をかけて、皺くちゃになったフロックの袖を気にしながら、玄関へ来ると、誰もいない。客間をのぞいたら、奥さんが誰だか黒の紋付を着た人と話していた。が、そこと書斎との堺には、さっきまで柩の後ろに立ててあった、白い屏風が立っている。どうし…

作品情報

初出「新思潮」1917(大正6)年3月
分類NDC 914
公開日1999-01-12
最終更新2014-09-17
底本 「羅生門・鼻・芋粥」角川文庫、角川書店
入力j.utiyama
校正かとうかおり

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