夏目 漱石

それから

新字旧仮名 約239,396字・読了目安479分

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一の一 誰か慌たゞしく門前を馳けて行く足音がした時、代助の頭の中には、大きな俎下駄が空から、ぶら下つてゐた。けれども、その俎下駄は、足音の遠退くに従つて、すうと頭から抜け出して消えて仕舞つた。さうして眼が覚めた。 枕元を見ると、八重の椿が一…

作品情報

初出「東京朝日新聞」、「大阪朝日新聞」1909(明治42)年6月27日〜10月4日
分類NDC 913
公開日2005-04-30
最終更新2014-09-18
底本 「漱石全集 第六巻」岩波書店
入力野口英司、Godot、oto
校正小林繁雄、門田裕志

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