夏目 漱石

子規の画

旧字旧仮名 約1,950字・読了目安4分

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余は子規の描いた畫をたつた一枚持つてゐる。亡友の記念だと思つて長い間それを袋の中に入れて仕舞つて置いた。年數の經つに伴れて、ある時は丸で袋の所在を忘れて打ち過ぎる事も多かつた。近頃不圖思ひ出して、あゝして置いては轉宅の際などに何處へ散逸する…

作品情報

分類NDC 914
公開日2005-10-11
最終更新2014-09-18
底本 「漱石全集 第十七巻」岩波書店
入力山田豊
校正土屋隆

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