夏目 漱石

「額の男」を読む

旧字旧仮名 約3,335字・読了目安7分

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「それから」を脱稿したから取あへず前約を履行しやうと思つて「額の男」を讀んだ。讀んで仕舞つて愈批評をかく段になると忽ち胃に打撃を受けた。さうして二三日の間は殆ど人と口を利く元氣もない程の苦痛に囚へられた。漸く床の上に起き直つて、小机を蒲團の…

作品情報

初出「大阪朝日新聞」1909(明治42)年9月5日
分類NDC 910
公開日2011-01-18
最終更新2014-09-21
底本 「漱石全集 第十一卷 評論 雜篇」岩波書店
入力ちゃお
校正笹平健一

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