折口 信夫

髯籠の話

新字旧仮名 約18,860字・読了目安38分

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一 十三四年前、友人等と葛城山の方への旅行した時、牛滝から犬鳴山へ尾根伝ひの路に迷うて、紀州西河原と言ふ山村に下りて了ひ、はからずも一夜の宿を取つたことがある。其翌朝早く其処を立つて、一里ばかり田中の道を下りに、粉河寺の裏門に辿り着き、御堂…

作品情報

初出「郷土研究 第三巻第二・三号、第四巻第九号」1915(大正4)年4月、5月、1916(大正5)年12月
分類NDC 170
公開日2006-04-13
最終更新2014-09-18
底本 「折口信夫全集 2」中央公論社
入力門田裕志
校正多羅尾伴内

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