折口 信夫

夏芝居

新字旧仮名 約13,219字・読了目安26分

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真夏の天地は、昼も夜も、まことに澄みきつた寂しさである。日の光りの照り極まつた真昼の街衢に、電信柱のおとす影。どうかすると、月の夜を思はせる静けさの極みである。夜は又夜で、白昼の如く澄みきつた道の上のわづかな陰が、道をしへでも飛び立ちさうな…

作品情報

初出「苦楽 別冊」1948(昭和23)年7月
分類NDC 772
公開日2020-08-24
最終更新2020-07-27
底本 「折口信夫全集 22」中央公論社
入力門田裕志
校正酒井和郎

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