森 鴎外

なかじきり

新字新仮名 約1,980字・読了目安4分

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老いはようやく身に迫ってくる。 前途に希望の光が薄らぐとともに、みずから背後の影をかえりみるは人の常情である。人は老いてレトロスペクチイフの境界に入る。 わたくしは医を学んで仕えた。しかしかつて医として社会の問題に上ったことはない。「※※雕…

作品情報

初出「斯論」1917(大正6)年9月
分類NDC 914
公開日2005-11-10
最終更新2014-09-18
底本 「日本の文学 2 森鴎外(一)」中央公論社
入力土屋隆
校正小林繁雄

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