森 鴎外

空車

新字新仮名 約2,295字・読了目安5分

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むなぐるまは古言である。これを聞けば昔の絵巻にあるような物見車が思い浮かべられる。 すべて古言はその行われた時と所との色を帯びている。これをそのままにとって用いるときは、誰もその間に異議をはさむことはできない。しかしそうばかりしていると、そ…

作品情報

初出「東京日日新聞」「大阪毎日新聞」1916(大正5)年5月6日、7日
分類NDC 914
公開日2005-11-10
最終更新2014-09-18
底本 「日本の文学 2 森鴎外(一)」中央公論社
入力土屋隆
校正小林繁雄

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