寺田 寅彦

とんびと油揚

新字新仮名 約3,044字・読了目安6分

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とんびに油揚をさらわれるということが実際にあるかどうか確証を知らないが、しかしこの鳥が高空から地上のねずみの死骸などを発見してまっしぐらに飛びおりるというのは事実らしい。 とんびの滑翔する高さは通例どのくらいであるか知らないが、目測した視角…

作品情報

初出「工業大学蔵前新聞」1934(昭和9)年9月
分類NDC 488
公開日1999-11-24
最終更新2014-09-17
底本 「寺田寅彦随筆集 第四巻」岩波文庫、岩波書店
入力田辺浩昭
校正かとうかおり

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