夏目 漱石

博士問題の成行

新字新仮名 約1,855字・読了目安4分

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二月二十一日に学位を辞退してから、二カ月近くの今日に至るまで、当局者と余とは何らの交渉もなく打過ぎた。ところが四月十一日に至って、余は図らずも上田万年、芳賀矢一二博士から好意的の訪問を受けた。二博士が余の意見を当局に伝えたる結果として、同日…

作品情報

分類NDC 914
公開日1999-08-05
最終更新2014-09-17
底本 「漱石文明論集」岩波文庫、岩波書店
入力柴田卓治
校正しず

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