明治二十四、五年頃の東京文科大学選科
新字新仮名 約2,521字・読了目安5分
私共が故郷の金沢から始めて東京に出た頃は、水道橋から砲兵工廠辺はまだ淋しい所であった。焼鳥の屋台店などがあって、人力車夫が客待をしていた。春日町辺の本郷側の厓の下には水田があって蛙が鳴いていた。本郷でも、大学の前から駒込の方へ少し行けば、も…
作品情報
| 分類 | NDC 121 |
|---|---|
| 公開日 | 2006-03-24 |
| 最終更新 | 2014-09-18 |
| 底本 | 「日本の名随筆 別巻95 明治」作品社 |
| 入力 | ふろっぎぃ |
| 校正 | しだひろし |
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