寺田 寅彦

病院の夜明けの物音

新字新仮名 約2,977字・読了目安6分

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朝早く目がさめるともうなかなか二度とは寝つかれない。この病院の夜はあまりに静かである。二つの時計――その一つは小形の置き時計で、右側の壁にくっつけた戸棚の上にある、もう一つは懐中時計でベットの頭の手すりにつるしてある――この二つの時計の秒を…

作品情報

初出「渋柿」1920(大正9)年3月
分類NDC 914
公開日2003-06-04
最終更新2014-09-17
底本 「寺田寅彦随筆集 第一巻」岩波文庫、岩波書店
入力田辺浩昭
校正かとうかおり

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