徳冨 蘆花

水汲み

新字旧仮名 約2,504字・読了目安5分

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玉川に遠いのが第一の失望であつた。井の水が悪いのが差当つての苦痛であつた。 井は勝手口から唯六歩、ぼろ/\に腐つた麦藁屋根が通路と井を覆ふて居る。上窄りになつた桶の井筒、鉄の車は少し欠けてよく綱がはずれ、釣瓶は一方しか無いので、釣瓶縄の一端…

作品情報

分類NDC 914
公開日2001-09-12
最終更新2014-09-17
底本 「日本の名随筆33 水」作品社
入力とみ~ばあ
校正門田裕志

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