大杉 栄

日本脱出記

新字新仮名 約75,898字・読了目安152分

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一 去年の十一月二十日だった。少し仕事に疲れたので、夕飯を食うとすぐ寝床にはいっていると、Mが下から手紙の束を持って来た。いつものように、地方の同志らしい未知の人からの、幾通かの手紙の中に、珍らしく横文字で書いた四角い封筒が一つまじっていた…

作品情報

分類NDC 289 915
公開日2001-11-27
最終更新2014-09-17
底本 「大杉栄全集 第十三巻」現代思潮社
入力山根鋭二、kompass
校正小林繁雄、浜野智

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