夏目 漱石

処女作追懐談

新字新仮名 約3,734字・読了目安7分

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私の処女作――と言えば先ず『猫』だろうが、別に追懐する程のこともないようだ。ただ偶然ああいうものが出来たので、私はそういう時機に達して居たというまでである。 というのが、もともと私には何をしなければならぬということがなかった。勿論生きて居る…

作品情報

初出「文章世界」1908(明治41)年9月15日
分類NDC 914
公開日2002-05-27
最終更新2014-09-17
底本 「筑摩全集類聚版 夏目漱石全集 10」筑摩書房
入力Nana ohbe
校正米田進

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