海野 十三

千早館の迷路

新字新仮名 約25,210字・読了目安50分

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1 やがて四月の声を聞こうというのに、寒さはきびしかった。夜が更けるにつれて胴慄いが出て来たので、帆村荘六は客の話をしばらく中絶して貰って、裏庭までそだを取りに行った。 やがて彼は一抱えのそだを持って、この山荘風の応接室に戻って来た。しばら…

作品情報

初出「ロック 増刊 探偵小説傑作選」1947(昭和22)年8月
分類NDC 913
公開日2006-01-30
最終更新2014-09-18
底本 「海野十三全集 第11巻 四次元漂流」三一書房
入力tatsuki
校正kazuishi

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