宮本 百合子

暮の街

新字新仮名 約1,553字・読了目安3分

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銀座の通りを歩いていたらば、一つの飾窓の前に人だかりがしている。近よって見るとそこには法廷に立っているお定の写真が掲げられているのであった。 数日前には、前陸軍工廠長官夫人の虚栄心が、良人の涜職問題をひきおこす動機となっているという発表によ…

作品情報

初出「輝ク」1936(昭和11)年12月17日号
分類NDC 367
公開日2003-07-09
最終更新2014-09-17
底本 「宮本百合子全集 第十四巻」新日本出版社
入力柴田卓治
校正米田進

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