太郎と街
旧字旧仮名 約1,875字・読了目安4分
秋は洗ひたての敷布の樣に快かつた。太郎は第一の街で夏服を質に入れ、第二の街で牛肉を食つた。微醉して街の上へ出ると正午のドンが鳴つた。 それを振り出しに第三第四の街を歩いた。飛行機が空を飛んでゐた。新鮮な八百屋があつた。魚屋があつた。花屋があ…
作品情報
| 分類 | NDC 913 |
|---|---|
| 公開日 | 2002-12-03 |
| 最終更新 | 2014-09-17 |
| 底本 | 「梶井基次郎全集 第一巻」筑摩書房 |
| 入力 | 高柳典子 |
| 校正 | 小林繁雄 |
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