楠山 正雄

雷のさずけもの

新字新仮名 約3,827字・読了目安8分

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一 むかし、尾張国に一人のお百姓がありました。ある暑い夏の日にお百姓は田の水を見に回っていますと、急にそこらが暗くなって、真っ黒な雲が出てきました。するうち雲の中からぴかりぴかり稲妻がはしり出して、はげしい雷がごろごろ鳴り出しました。やがて…

作品情報

分類NDC K913
公開日2004-03-25
最終更新2014-09-18
底本 「日本の諸国物語」講談社学術文庫、講談社
入力鈴木厚司
校正佳代子

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